ピンクのクラウン受注結果から学んだ1つのこと



【こんなの買う人っているんだな、って思った最近ニュースなどで注目されてる車。ピンクのクラウン。】


社内でもこれを「営業車に!」という声が一瞬だけ起こったのが記憶に新しいです。

9月1日~9月30日が予約受付期間だったとのことで結果が気になっていたこの一台ですが、その受注状況が発表されました。

ピンクのクラウン、1か月で650台を受注 | レスポンス

ピンクのクラウン、1か月で650台を受注ピンクのクラウン、1か月で650台を受注

トヨタ自動車は10月2日、『クラウン』の特別仕様車“ReBORN PINK”の受注結果を発表した。

9月1日から30日までの1か月間、期間限定で注文受付した結果、「アスリートG“ReBORN PINK”」(ハイブリッド車・2WD)が約610台、「アスリートG i-Four“ReBORN PINK”」(2.5Lガソリン車・4WD)が約40台、合計約650台の受注となった。注文受付はすでに終了している。

クラウンにとって意外性のあるボディカラーのピンク(モモタロウ)のほか、ホワイトの本革シートとブラックの内装色による明快なコントラスト、「PINK SURPRISE」をキーワードとしたピンクステッチや、さし色を用いたインテリアなどが好評だった。

《纐纈敏也@DAYS》

 

【実際にどんな人が買ったんだろうと思って調べてみた】

 

個人名義の顧客のうち30代までが18%、40代は24%を占めた。通常モデルはそれぞれ6%、14%。60代以上は24%で通常モデル(54%)の半分以下だった。トヨタは「多くの注文をいただいた。新規のお客さまも多かった」としている。

 個人名義の顧客が占める割合は52%。法人名義は48%だった。通常モデルより法人名義の割合が10%多かった。

法人名義の購入が多いことには若干驚きました。
恐らく目立ち度はバツグンなので、広告宣伝にはもってこいなのかもしれません。

というのもトヨタはデザインがおとなしすぎるということで、国際競争に勝つためにデザイン力を一新させてきています。 「こういうものを作りたい!」 、「市場をアッと言わせてみたい」 というイメージを具現化させたのでしょう。

僕が今回学んだのは世の中何が売れるか分からない、ということ。

失敗はあるかもしれませんが、「ドヤァ」みたいな勢いの商品を常に生み出し、市場と対話していくことは重要です。



【だから我が社でも 「ピンクプロジェクト」 ということで試しに作ってみた】

zeropink

↑ふむ。。。いやぁ・・・どうなんですかね。その地域のランドマークには確実になれるでしょう。

あと外壁材でいろいろ探してみたんですが、こんなピンクの色ってないんですよね。

南欧風向けの薄い淡いピンクぐらい。

だから塗り壁で色を配合していくしかなさそう。
さらに退色もあるので何十年も新築の色でいるのも難しいと思うし、場所によってはサッシ周辺からの雨だれも考慮しないと。

その経年変化を「味」と捉えられるならば目立ち度はバツグン!

住宅会社だと周りとの 「調和」 も重視されるので、1つの団地全体をピンクやアクセントの強いカラーで統一させてやっていけばいけるかもしれない。


このような困難や既成概念を乗り越えてピンクのクラウンを世に出した点ではさすがとしか言えない。


【最後にこの記事を引用して終わりたい】


NEWSポストセブン|ピンクのクラウン買った人 若手社長にタクシー、転売目的も

かつて、街中でフォルクスワーゲンの黄色い「ビートル」を3台見かけたら幸せになれるという、験担ぎのような言い伝えがあった。時は流れ、これからは「ピンクのクラウン」がプレミアムカーの象徴になるかもしれない。

 トヨタ自動車が9月限定で売り出した「クラウン」の“モモタロウ”と名付けられたピンク色の特別仕様車。その受注台数が約650台だった。通常のクラウンは月平均6700台を販売しているため、数でみればたいしたことはないが、「高級セダンであの色を買う勇気のある人が650人もいたのはすごいこと」(業界関係者)と驚きの声も挙がる。

 実際にどんな人たちがピンククラウンを購入したのか。トヨタによれば、30代、40代といった若い顧客が計4割、女性の購入比率が35%を占めたという。
 購入者の職業は、「中小企業のオーナーさんからの問い合わせが多かった」(トヨタ系ディーラー担当者)との話から、「銀座のママさんが目立つために乗りたいと言っていた」「将来、希少価値が上がるとの皮算用から転売目的で購入した人がいる」なんて噂話までさまざま。個人タクシーやレンタカーの使用目的もあったらしい。

 そもそも、2012年末に発売した14代目の新型クラウンは、「ReBORN(再生)」をキャッチフレーズに斬新なデザインが話題をさらっていた。自動車ジャーナリストの井元康一郎氏がいう。
「1990年代に年間20万台以上を販売していたクラウンも、ここ数年は4万台前後と低迷し、そろそろクラウンも終わりかと思われるほどピンチでした。そこで、思い切ったコンセプトチェンジで従来の富裕層やオジサン以外の顧客をつかむのが至上命題だったのです。
 ただ、単なる驚きではなく、存在感を出さないと変わった印象を与えられないので、台形のフロントグリルや鋭い形状のヘッドランプなど奇抜な“顔”にしたのです。開発の段階で豊田章男社長が『ワォ!(驚き)を感じない』とダメ出しをしたのは有名な話です」
 ブランドイメージ刷新の効果は絶大だった。今年1~6月のクラウンの販売台数は、前年同期比2.8倍の5万台弱を記録し、良い意味でユーザーの先入観を覆すことに成功した。
「日本人は保守的で安心ブランドが好きだからクラウンが選ばれてきたのですが、新型クラウンの人気ぶりをみると、そんな保守的なユーザーも自分の変身願望を満たせるクルマなら、どんな斬新なデザインでも心の琴線に触れることが証明されました。

 ピンククラウンも賛否両論あったにせよ、結果的にド派手な色は売れないという常識を覆したことで、トヨタのビジネスに対する感性を磨くようなアンテナの張り方とチャレンジ精神は見事だったと思います。ニッチマーケットをどうモノにするかは商売の真髄。ニッチを当て続ける気力のない会社は縮小再生産に向かうばかりです」(前出・井元氏)

 さて、ピンククラウンの反響の大きさを受けて、今後、トヨタは再販売や標準カラーにラインアップさせることはあるのか。「ピンククラウン自体は、商業的な目的よりも新たな顧客ニーズを掴むためのコンセプトカーに近い役割。次の仕掛けは色とは別のところで志向するのではないか」(業界関係者)との見方が一般的だ。

 しかし、井元氏はこんな見解も述べる。

「日本のクルマは10色もあればスゴイと言われますが、世界の自動車メーカーを見渡せば高級車はカタログに載っていないド派手な色も注文でどんどん作れるのが普通です。10万、20万円高く払えば自分の好きな色のクルマに乗れるのが本当の理想であって、色が決まっていることのほうがおかしいのです」

 確かに需要の少ない色を揃えればメーカーのコストもかかるのは分かるが、ピンククラウンが売れたように、ユーザーの幅広い嗜好に応えなければ、ますますクルマ離れを食い止めることはできないだろう。





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